新たな受験英語?!大学入試改革と英語教育の変化

 

2020年度の大学入試改革での英語が想像以上に様々なところに影響を及ぼしています。英語に対するニーズがどんどん高まり、これまでの大学受験のための英語の勉強をやめて“使える英語”の習得を目指して改革が行われているはずですが。。。

教育は継続しているものなので、大学という出口の条件が変われば当然そこに行きつくまでの道(小・中・高)も変わるのは必須ですが、根本的なところの“受験”を目指す時点で変わりないような気がします。

英語教育の低年齢化(2020年度より小学校での必須)に伴って、2017年度の中学受験では早くも受験科目に英語を入れる学校もでてきました。首都圏の約36%にあたる109校、近畿圏の約20%にあたる28校が英語入試を行ったとのこと。中には英語単独受験や特待生制度を設ける中学校もあり今後、ますます英語教育を見据えた勉強や子育てが必要になってきます。

受験のための英語?使える英語?

これまでの受験英語から世界基準の英語能力の評価に対応できる4技能型テストにシフトする目的で大学入試に民間の英語能力テストを導入するまでは納得しましたが、ここにきて新たな懸念が出ています。

その一つに「英語を勉強する目的は何か。」ということです。受験も英語能力テストも最終的には“スコア”が重要になります。今まで留学を考えている人はTOEFL、IELTSのアカデミック英語、ビジネスではTOELCとあくまで自分の英語能力を証明した先がありますが、受験に導入となるとやはりそこが終着点になってしまう人が大多数です。

使える英語を習得するための改革が結局は個人の負担と努力を強制的に増やしただけで尻すぼみになりかねない。グローバル化に必要とはいえ、必要なら言われなくてもやりますよ普通。

しかも高校生を対象にした調査で苦手な教科の第2位に「英語」44%がランクインしています。英語の低年齢化(小学5年から英語は必須教科に変更)においてその傾向がますます強くならないか心配です。

中学受験に導入となるとますます“受験英語”感が出て英語に親しむどころの話ではなくなります。何か英語教育の改革に逆行してるようで、この先どうなるのか英語を勉強する人も教える人も混乱が予想されます。

勉強は英語に限らず“自分の意志で”やっていきたいですね。英語の勉強真っ最中の皆さんは目標を見失わないでください。

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