2020年 新大学共通テストの英語評価に活用する民間試験が決定

 

3月26日に2020年から導入が開始される新大学入学共通テストの英語評価に活用する「民間の資格試験」が決定しました。

その民間試験は7試験23種類(各階級含め)です。

  • ケンブリッジ英語検定」(ケンブリッジ大学英語検定機構)
  • 英検」(日本英語検定協会)
  • GTEC」(ベネッセコーポレーション)
  • IELTS」(ブリティッシュ・カウンシル)
  • TEAP」(日本英語検定協会)
  • TOEFL」(米ETS)
  • TOEIC」(国際ビジネスコミュニケーション協会)

この7試験それぞれのスコアを英語の共通評価基準「CEFR」に対照し英語の評価レベルとすることになっています。

>>> CEFRの詳細について知りたい

>>> 各資格・検定試験とCEFRの対照表(大学入試センター公表)

大学側と新大学入試における英語の評価、活用についての方針

受験生は4月~12月の間に最大2回の民間試験を受ける(結果を利用する)ことができます。試験実施団体から大学入試センターに結果が送られ、センターから共通テストを利用する大学へ出願している受験生の民間試験スコアとCEFRの評価基準を提供することになります。

またすでに私立の大学では英語の民間試験の活用は行われています。大学の応募条件に入っていたり、一般試験の英語の加算点にする方法を取っています。
これに対して国立大学では「新大学入試共通テスト」に民間の英語試験を入れる方針には添っていますが、最終的な評価(加点)については各大学、学部の主体性に任せるというあいまいな基準になっています。

なお現時点(2018年3月)では東京大学は共通テストの英語の民間試験の活用はしない方針を示しています。ただ平成36年度以降は英語の共通テストと民間テストの併用は終了するため対応をどうするのか、今後の関心事になりそうです。

以下、国立大学協会の方針です。(英語認定試験及び記述式問題の活用に関するガイドライン より抜粋)

【認定試験結果の活用】
新テストの枠組みにおける認定試験結果の活用については、各大学・学部等の 方針に基づき、次の方法のいずれか、または双方を組み合わせて活用することを 基本とする。
① 一定水準以上の認定試験の結果を出願資格とする。
② CEFR による対照表に基づき、新テストの英語試験の得点に加点する。    CEFR による対照表に基づき加点する点数等の具体的な設定については、各大 学・学部等が主体的に定めることとする。

その他詳細に関しては>>> 国立大学協会公表ガイドライン

なお、今回の新大学共通テストの民間試験活用には異論も多くあるのが現状です。民間試験の場合、英語の4技能(読む、聞く、書く、話す)をはかる意図は同じですが、本来の受検の目的や実施方法が違う上、検定料に大きな幅があります。

>>> 各民間試験の実施要項について知りたい

また実施地も限定されている試験もあり、一律同じ条件で受験できる共通テスト(現センター試験)に比べ、地域格差や経済的な機会の損失が懸念されています。
教育を受ける機会という公平性に関わるだけに、対応策が急がれます。

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